協会理念・設立目的
セクシャルウェルネス製品は、現在では日常の生活用品の一部分となっていて、社会から一定の認知をいただいています。かつて、「アダルトグッズ」と言われていた頃とは、社会の中での見られ方も変わり、「性にまつわることおよび性欲=エロ、いやらしい」、という時代ではなくなってきています。そんな時代だからこそ、製品を製造するメーカー、流通者および関係者はこれまで以上の安全性を希求していかなければなりません。
市場にまだまだ残る粗悪品と正規な安全品質の製品との差別化、棲み分けは、社会からの要請であり、安全な製品を供給し続けることこそ、製造者、流通者の責任であると自覚し、厳しい自主基準を制定し、自主規制をきちんと行っていくことで、社会から更なる信頼を得ることに繋がっていくと確信しています。
セクシャルウェルネスの製品も多様化しています。また他方では、情報公開や法令順守(コンプライアンス)の機運も高まっています。そんな大きな分岐点に立っていることを自覚し、安全性の高い、安心して使っていただける製品を供給し続けます。
セクシャルウェルネスとは
性に関わるあらゆる面での「健康」を広い意味で表す考え方です。性に関わることを、こころとからだの健康のために積極的かつ創造的に発展させることで、例えば性的な生活の改善や性にまつわる心身の健全化などを通じて、病を予防するという目標と人々の心身の喜びや幸せを創造するという目標などを含み、幅広く捉えています。
セクシャルウェルネス基準とは
世間では雑品という範疇にあるセクシャルウェルネス製品ですが、安全性に特段の配慮をし、粗悪品と差別化、棲み分けをすることで一般社会からの要請に応えます。 そのための指針として、セクシャルウェルネス基準(通称、「SW基準」)を策定し、安全な製品を社会に流通させる仕組みを作りました。医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(「医薬品医療機器等法」-新薬事法-)をはじめとする各種法令などの諸規定を参考にするとともに、他の業界自主規制団体が個別に定める自主規制基準などをもとに、安全性を前面に打ち立てた基準です。
また、倫理面にも配慮をし、流通や販売の方法等を鑑み検討をして、一般社会に広く受け入れられる倫理基準も制定し、安心して販売、購入できるものとしています。
協会概要・組織図
活動概要